新生児期は身体の器官が未発達のため、様々な不調が起こることがあります。
場合によっては重大な疾患が潜んでいたり、SIDSの原因になることもあるので注意が必要です。
今回は以下の3点について、総合病院で循環器科の先生に質問したこととその回答をまとめています。
- 新生児の手足が紫になる
- 呼吸が不規則
- 呼吸が頻繁に15秒程度止まる
日々不安な新生児期の不安の解消材料になれば幸いです。
新生児 手足が紫色になる
これはよくあることだと思いますが、我が家ではかなり頻繁でした。
我が子の様子
新生児期、うちの子はよく手足が紫色になっていました。

日常的にこんな感じで、特にお風呂上りは顕著でした。
酷い時は唇まで紫に見えて、チアノーゼを起こしているのではと思うほどでした。
医師の回答
これは成長と共に解消されることが多いそうです。
お風呂上りや寒い時によく起こるそうで、唇や顔まで明らかに紫にならなければ問題ないそうです。
また、心疾患と関連する場合は体重が増えにくかったり、力が弱いなどの他の症状を伴うことが多いそうです。
我が家ではたまに「唇も紫では……?」と思うくらい症状がありましたが、生後3か月になるくらいには解消していました。
新生児 呼吸が不規則
新生児は呼吸器が未成熟なので呼吸が不規則という話はよく聞きます。しかし、それにしても我が子は不規則で心配になりました。
我が子の様子
我が子は新生児期から呼吸がかなり不規則でした。
文字にしにくいですが、息を吐いて……吸って吸って……(多少の間)……吐いて吸って…のような不規則さです。
胸と腹が不規則に上下しており、肺や心臓に何か問題があるのかとかなり心配でした。
医師の回答
重大な疾患があれば出産後から退院するまでにほとんど判明するそうなので、健診をしっかり受けて様子見で大丈夫とのことでした。
我が家では生後5か月くらいまで不規則で心配でしたが、これも6か月頃には解消していました。
新生児 呼吸が頻繁に止まる
呼吸が不規則という話はよく聞きますが、止まる話はあまり聞きません。我が家では頻繁にありとても心配でした。
我が子の様子
上の項目で書いたように、我が子は呼吸がとても不規則でした。それに加えて、呼吸を10回する間に1回くらいは5~15秒程度呼吸が止まります。
泣いている途中でも急に静かになって、15秒くらい呼吸を忘れることが頻繁にありました。
呼吸を忘れると顔が段々紫になるので、酸欠にならないかとても心配でした。
医師の回答
呼吸が20秒以上止まるのは無呼吸発作と呼ばれて、頻繁に15秒近く止まるのは心配とのことです。
必要だったら一日検査機器を付けて過ごす精密検査を受けた方が良いと言われました。
無呼吸発作は早産の子供に多く、一般的には軽く刺激することで呼吸が再開するもので成長と共に解消しますが、SIDSの原因となったり稀には死に至ることもあります。
原因としては、気道を閉塞する体勢を取っているなど軽微なものから脳・代謝・染色体の異常に伴って発生しているなど重度のものもあります。
この質問をした日、心雑音の検査で心臓を詳しく検査し異常無しと言われたばかりだったのもあり無呼吸症候群の検査は受けずに1歳まで成長しましたが、生後5か月頃までには解消していました。
▼呼吸停止にすぐに気付けるよう導入した体動センサー
まとめ
新生児期はまだ身体の器官が未完成のため、様々な問題が生じますし、親としてはとても不安になります。
今回は、調べても答えがなかなか出てこなかった新生児の身体の異常を医師に質問した回答をまとめました。
新生児の症状で悩む新米ママさんの参考になれば幸いです。
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