寝ない赤ちゃんを前にねんねについて検索していると辿り着くアイテム「スワドルアップ」。
卒業に苦心する方が多いようですが、我が家では4か月の初めに思っていたよりすんなり卒業することができました。
この記事では我が家がスワドルアップ卒業までに気を付けたことを書いています。
・スワドルアップに依存させない方法
・スワドルアップ卒業の仕方
依存や卒業について心配がある方の助けになれば幸いです。
スワドルアップ卒業 いつまでにする?
スワドルアップは4か月を超えたら卒業を検討します。
私の周りでは寝返りが始まる6か月ころまでに卒業する方が多かったです。
スワドルアップが効果的な理由は、全身を包まれることによるお腹の中に居るような安心感と、モロー反射の防止の2点です。
前者は個人的には3か月頃には必要なくなっていると思いました。
また、モロー反射は平均的に4か月以降に消失していきます。そのため、スワドルアップの効果があるのは4~5か月くらいまで、それ以降は効果面で見れば必要ないことになります。
スワドルアップ卒業 適切な時期は?
これは赤ちゃんによりますが、
- スワドルアップありで夜通し~2回覚醒程度までまとまって寝るようになる
- モロー反射が無くなるorあっても起きなくなる
この2点を満たせば卒業の準備はできていると言えます。
我が家の卒業は4か月の頃
我が家は4か月の初め頃に卒業しました。
理由は4点
- まとまって寝る体力が付いているから
- モロー反射が少なくなり、あっても起きなくなったから
- スワドルアップのMサイズがキツくなったから
- 依存して卒業できなくなるのが怖かったから
習慣化からの依存が怖かったので卒業は常に念頭に置いていました。
まとまって寝ることができ、昼寝中のモロー反射も減っていたので卒業を考え始めたところにMサイズのサイズアウトが重なり卒業に踏み切りました。
スワドルアップ卒業 依存させない使い方
スワドルアップを、ねんねのルーティンとして習慣化すればするほど卒業は難しくなります。
そのためスワドルアップの使用はできるだけ短期間・短時間にするように気を付けていました。
▼具体的には以下3点を意識しました。
- 常に卒業を考える
- ねんねルーティンを確立させる
- スワドルアップの使用は夜のみ
それぞれ解説します。
常に卒業を考える
卒業するのは怖かったです。しかし、依存されて卒業時に全く寝なくなる方がもっと怖かったので、常にタイミングを探していました。
寝る体力が付き、モロー反射で起きなくなったらすぐに卒業の準備をした方が習慣化の度合いが浅いので楽に進むと思われます。
ねんねルーティンを確立させる
スワドルアップを着る=寝るに繋がらないように、「スワドルアップを着せる」ということ以外のねんねルーティンを徹底して行いました。
具体的には
お風呂に入る→授乳する→眠くなるまで抱っこ→(スワドルアップを着せる)→ベッドに寝かせる
という流れで行っていました。
とにかくお風呂→授乳→寝かしつけの流れを徹底しました。これ以外にオルゴール音楽やホワイトノイズを掛けたりもしていましたが、ある時期から無くしても我が家では全く影響なかったのでルーティンとして意味は無かったようです。
スワドルアップの使用は夜のみ
これは余裕がある時だけで良いと思いますが、習慣づけを避けるために昼間はスワドルアップを封印していました。
結局初めて寝床(ベッドは無理なのでハイローチェア)に置けたのは3か月の頃でそれまではずーっと抱っこでしたが。。
正直背中スイッチが敏感な子供だとかなり大変です。疲労の限界に達した時は流石に昼間でも着せて私も寝ました。40分くらい寝てくれて大助かりだった記憶です。笑
スワドルアップ 我が家の卒業方法
我が家の場合、徐々に卒業はできませんでした。
結局、思い切って普通のスリーパーに移行する。これだけでした。
卒業までの経緯
我が家ではスワドルアップの中でも腕部分が取り外しできるタイプのステージ2を使っていましたが、腕を外すとスワドルアップの効果が消失してしまい……。
先輩ママさんの体験談を読んで、腕のチャックを徐々に開けて自由度を高めていく方法も試しましたが、ある一点を超えると全く効果が無くなる始末です。
そればかりか、腕は動くのに足の自由が利かないことが不快なのかバタバタして眠れない様子でした。
そのため、思い切って普通のスリーパーに切り替えました。
▼我が家で使用しているスリーパー。1枚当たり1600円程度で比較的お安いのに6重ガーゼで股下にスナップボタンがあったりと必要な機能を満たしています。
結果、寝かしつけに時間はかかれど中途半端に腕を外したスワドルアップを着せるよりは寝てくれるようになりました。
スワドルアップ卒業後はどのくらい寝る?
スワドルアップを着て夜通し寝るか、夜中の覚醒が1回、稀に2回までだったのが、
寝かしつけは最初の一週間は30分程度かかりましたが、それ以後は20分程度で済むようになり、1歳になる今現在まで寝かしつけは5分~30分程度(たま~に1時間)になりました。
夜間の覚醒は、卒業当初は4時間で起きて授乳するように戻りました。6か月くらいまではそれが続きましたが、6か月以降は夜間覚醒は1回~0回になり、9か月頃には夜泣き以外で起きることはなくなりました。
まとめ
スワドルアップは、モロー反射の軽減などで寝かしつけにとても役に立つアイテムですが、長期間使用してしまうと卒業が大変になる印象があります。
赤ちゃんの性格などによって卒業の簡単・難しいはありますが常に卒業を念頭に置いておき、連続して眠る体力が付いてモロー反射が少なくなるなど卒業できるくらい成長したらすぐ卒業できるよう備えておきましょう。
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