過去に妊娠悪阻で体重が-10kg減った私です。
私は妊娠中にビタミンB6はつわりに効果があると知り、試したところ本当に楽になりました。今回はつわり期間中にビタミンB6を摂取した体験談と、妊婦とビタミンB6の関係を書いています。
▼この記事で分かること
- つわりにビタミンB6は効果があるのか
- 妊婦のビタミンB6の摂取量と上限量は?
- 過剰摂取するとどうなるか
- 効果的なビタミンB6の摂取方法は?
つわりが辛い方は是非参考になさって下さい。
つわりにビタミンB6は本当に効果がある?
ビタミンB6はつわりの中でも吐きつわりに効果があるとされています。
私もビタミンB6を摂取した日は重苦しいムカムカが減り、吐かなくて済むことが多かったのを実感しています。
日本では吐き止めの処方が主流ですが、アメリカの産科婦人科学会ではつわりに対して1回10~25mgのビタミンB6を一日3、4回投与する単剤療法を推奨しています。

吐きつわりが酷い時にビタミンB6には本当に助けられました。においつわりもありましたが、この期間は水も飲めなかったので効くか検証できませんでした。。
つわりにビタミンB6 妊婦の摂取量・上限量は?
妊娠中はホルモンバランスの乱れにより平時より多くのビタミンB6が必要になります。
また上限量も存在し、過剰摂取のリスクもあります。
妊婦のビタミンB6推奨摂取量
ビタミンB6の推奨栄養所要量は19歳~50歳の一般女性は1.1mg、妊婦は1.9mgです。
データ参照元:厚生労働省『「統合医療」に係る 情報発信等推進事業』
日本人の普段の食事からのビタミンB6平均摂取量は1.18mgと言われているので、妊娠中は意識して摂る必要があります。
妊婦のビタミンB6の摂取上限量
ビタミンB6の耐容上限量は45mg程度です。
厚生労働省『「統合医療」に係る 情報発信等推進事業』によれば、成人の耐容上限量は100mgとされていますが、この数値はアメリカ人を基準にしたものです。
日本人については耐容上限量は45mgとする公的研究機関があるので、万全を期して45mgという説を採用すべきです。
耐容上限量とは?
健康を害することのない上限摂取量のこと。
この量を超えると過剰摂取となり、健康障害を引き起こすリスクが上がる。
つわりにビタミンB6 過剰摂取するとどうなる?
ビタミンB6は水溶性ビタミンのため、摂りすぎると尿として排出されます。そのため通常は摂取上限を気にする必要はありません。しかし、サプリメントなどで数カ月単位で継続的に過剰摂取し続けると感覚神経障害などが起こるため注意が必要です。
つわりにビタミンB6 効果的な摂取方法は?
ビタミンB6にはいくつか摂取方法があり、まずは一般に推奨される方法を試すことをオススメします。
つわりが酷すぎて一般に推奨される方法を取れない、効果が無い場合は私に効果があった方法を参考になさって下さい。
一般に推奨される摂取方法
まずは食品から取り入れることが推奨されます。
ビタミンB6が多く含まれている食材の例
- 脂肪分の少ない赤身の肉やササミ・ヒレ肉
- バナナ
- 玄米
- 蒸したさつまいも
- フライドポテト
つわりがきつい時でもマックのポテトなら食べられるというのはビタミンB6が豊富だからかもしれません。笑
私に効果のあった摂取方法
私には食品やサプリは効かず、栄養ドリンクが効きました。
▼私が飲んでいた栄養ドリンク
- 妊婦さんOKの表記あり
- ノンカフェイン
- ビタミンB6を25mg配合
劇的に改善するわけではありませんが、飲んだ日は明らかにつわりがマシになっていました。
食品に比べてビタミンB6が多く含まれており、サプリに比べて吸収が速いので効きやすかったのかなと思います。
栄養ドリンクは手軽に摂取できますし、固形物を受け付けない時でも水分が大丈夫ならOKなのでオススメです。
まとめ
ビタミンB6は確かにつわりに対して効果がありました。
私自身、妊娠期間中は栄養ドリンクを飲むことによってかなり救われました。妊娠悪阻でつわりがトラウマになっていたので産む前日まで毎日お守り的な意味も込めて飲み続けていました。笑
しかし、サプリや栄養ドリンクで摂取する際には過剰摂取にならないように耐容上限量に注意して服用してください。
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