先日、ワーナーブラザース スタジオツアー東京‐メイキング・オブ・ハリー・ポッターでローブを着て楽しんできました。
1日中着たローブを洗濯せずにしまい込むわけにはいきません。しかしクリーニングの持ち込みも面倒なので自宅で洗うことにしました。
結論から言えば、自宅の洗濯機でも色落ちや縮みなく洗うことができました。
その際に注意したことなどをまとめています。
ハリポタツアーのローブ 洗濯表示
まず洗濯表示の確認です。

ローブの材質は表裏共にポリエステル100%
洗濯表示は左から
- 家庭洗濯NG
- 漂白NG
- タンブル乾燥NG
- アイロンNG
- 石油系溶剤ドライクリーニング(弱い処理)OK
- ウェットクリーニングNG
石油系溶剤を使ったドライクリーニングしか受け付けてません。これはクリーニング店でしかできない方法です。
石油系溶剤ドライクリーニングとは?
石油系の有機溶剤で汚れを落とす洗い方。水を使わないのでデリケートな生地でも風合いを変えることなくクリーニングできる。
それでも自宅で洗濯がしたい。洗濯するにあたり安心材料が欲しい。そこでローブの生地の特性を調べました。
ハリポタツアーのローブ 素材の特性
ローブ本体
ハリポタツアーのローブは裏表共にポリエステル100%です。
・型崩れしにくく、シワになりにくい
・比較的熱や摩擦、紫外線に強い
・吸水性が低く、乾きやすい
・静電気が起きやすい
・毛玉ができやすい
こう見ると摩擦による毛玉にさえ注意すれば自宅で洗濯しても大丈夫な素材に見えます。実際、ポリエステル繊維でできた洋服は洗濯機OKのものが多いです。
なんとなく安心してきました。
ワッペン
こちらはタグに表記はありませんが、フェルト生地がベースになっています。
▼フェルト生地の特性
- 縮みやすい
- 型崩れしやすい
- 毛羽立ちやすい
どうしても洗いたい時は……
- 中性洗剤を使う
- 手洗いで優しく
- 洗った後すぐ伸ばして形を整えて干す
……ローブを自宅で洗濯できないのはワッペンが付いているからな気がしてきました。
ワッペンの劣化が心配ではありますが、横着したいので洗っていきます。
ハリポタツアーのローブを洗濯してみた
▼ワッペンの縮みを防ぐため中性洗剤を使用します。

▼裏返して、汗が付いてそうな首元や腕部分が外になるようゆるく畳んで

▼洗濯ネットへin

洗濯機にドライコースがあったのでそちらで洗います。
ワッペンの痛みを抑えるため脱水時間は最短です。
ドライコースとは?
普通の洗濯より回転が少なく優しく洗えるモード。
機種によって「おうちクリーニング」「ソフト」「手洗い」など名称が違う。
▼洗いあがりました。
ワッペンは無事です。

この後形を整えて、外の直射日光の当たらないところで裏返しのまま陰干しします。
夏の快晴の日だったので2時間ほどで乾きました。
▼結果、縮み・色落ち・色移りなど無く洗うことができました!
ちなみに、買った時についていた折りシワは1回の洗濯では取れませんでした。汗
ハリポタツアーローブ洗濯の注意点まとめ
これまでお話しした注意点だけをまとめました。
- 中性洗剤を使用する
- 洗濯機のドライモード・ソフトモードなど優しく洗えるコースを使用する
- 脱水の時間は最短
- 乾燥機はNG
- 洗濯が終わったらすぐに形を整えて干す
- できるだけ陰干しする
以上のことで、自宅の洗濯機でもダメージを最小限に抑えて洗濯することができました。
これで次回も気持ちよく着られます!
コメント