新生児期の健診で心雑音の診断。総合病院にかかった時の体験談

子供が無事に生まれてほっとしたのも束の間、生後２週間健診で心雑音があると言われて総合病院にかかりました。

結果、成長と共に無くなるタイプで今は元気に育っていますが、当時とても不安だったので備忘録を残します。

新生児期の健診で告げられた心雑音

退院して必死でお世話し迎えた２週間健診。

体重と身長、股関節の動きなど諸々のチェックはすぐ終わりましたが、聴診器が素人目にも長く……しばらく経って「心雑音がありますね。」とのこと。

もう心配で心配で泣きそうでした。

精密検査が必要とのことで、総合病院の紹介状をいただくことになりました。

先生「ちなみに検査が多いので、半日から１日がかりです。覚悟してください。」

私「はい……。」

総合病院の予約を取る間にこれだけ丁寧な説明をいただき、最後に紹介状をいただいて帰宅しました。

新生児の心雑音 心疾患について検索魔に

……いくら新生児期の心雑音は心配がない場合が多いと言われても、心配性な私は悪い方にしか考えられませんでした。本当に不安で不安で、色々調べました。

新生児期の心雑音が関係する全ての疾患について調べましたが、命が関わったり手術が必要な心疾患には以下の特徴があることが分かりました。

• 小食で体重が増えにくい
• 呼吸が乱れやすい、不規則
• 胎児期か、出産後退院するまでに分かる
• 顔が青白かったり活力が無かったりと弱弱しい様子

うちの子はよく飲み体重増加は良好、手足をよく動かし力も強めですが、よく手足が網目状に紫色になるし、普段も呼吸が不規則で10～15秒近く止まっていることも頻繁にあるのでいくつかの項目には当てはまります。

本当に重大な疾患であれば退院するまでには分かるとのことで、あっても軽めの心疾患であってほしいと祈りつつ、不安を抱えたまま総合病院に行く日を迎えます。

そしてこの間に、突然死が不安で不安で眠れなくなり、多少値が張っても安心を取ろうと体動センサーとベビーカメラを購入しました。心配性な我が家もベビーセンサーのお蔭で今日まであまり心配しすぎず眠ることができています。

新生児期の心雑音 精密検査のため総合病院へ

生後３週間。ふにゃふにゃの新生児をつれて大きな病院に来るとは思いませんでした。

病院で紹介状を提出し問診票を記入した後、以下３種類の検査を行いました。

• レントゲン
• 心電図
• 心エコー

レントゲンはオムツ一丁にして先生に預けます。一瞬で終わったため泣く前に済みました。心電図も検査機器がペタペタくっつくのが嫌で少し泣いていたくらいです。

しかし、心エコー。これはものすごく泣きました。

ジェルのひんやりが嫌なようで、ずっと大号泣です。先生も「泣いていると心臓の状態が見えにくくて正常な診断ができないんだよね。」と困り顔。おしゃぶりやミルクを持っていると良いそうですが、どちらも持ってきていませんでした。かなり時間はかかりましたがなんとか診ていただきました。

私が行ったときはとても空いていたので、全部の検査を終えるまで１時間半程度でした。30分くらい待ったのち、診断を聞くため診察室へ。

新生児期の心雑音 結果は良性。経過観察。

検査結果を踏まえて、改めて先生に聴診器を当てていただきました。

先生「確かに雑音は聞こえますが、良性と言えそうです。心エコーがちゃんと見えなかったので正確ではありませんが……。」

私（やっぱり正確に分からなかったのか……不安が残る。。）

心エコーで大泣きしてしまったので心臓の状態を明確には見られませんでしたが、欠損や大きな穴など手術が必要な心疾患は見当たらず、もし穴などが開いていても自然に塞がるごく小さなものだろうとのことでした。

多少の不安はありますがとりあえず経過観察で、６か月の健診で異常があれば再検査とのことでした。

新生児期の心雑音 その後

３か月健診では心雑音がまだあると言われましたが、６か月健診から後の健診では指摘されたことはありません。我が家の心雑音は本当に良性で、成長と共に消えるタイプだったようです。

今は手足が紫になることも、呼吸も規則的で止まることもなくなりとても元気に過ごしています。

今回の体験がどなたかの参考になれば幸いです。